反対の趣旨

【防災上の理由】

1.災害の危険区域であること

事業現場は、防災マップで示されている通り「土砂災害(特別)警戒区域・急傾斜地の崩壊区域」「土石流危険区域」に近接しています。

2.地質上の危険性があること

地質は火山灰(スコリア)の為、保水力が弱く雨水の影響等により、崩れやすく土石流になりやすい特徴があります。

 3.過去にも災害被害があったこと

当地域は、過去に何度も「土砂崩れ」や「土石流」の発生による被害を被ってきました。
住民の尊い命が奪われた歴史のある地域です。

 4.具体的な危険性

 近年、全国各地で自然災害が起きています。予定地直下にある小学校や集落では、土砂崩れや土石流の不安や恐怖に怯える住民の方々がいます。また、その被害は、丹那地区に留まらず、下流域の広範囲な地域、最悪の場合、駿河湾にまで及び、甚大な被害につながることも予想されます。

【環境及び景観被害】

1.環境被害による経済への影響

丹那地区は富士箱根伊豆国立公園と一体をなしています。この自然豊かな景観は観光客に人気です。近年、外国人観光客も増加の傾向にあります。しかし、このメガソーラー建設計画により景観は一変し、魅力は失われ、観光客が激減することが予想されます。この地で長年地元の経済や活性化に貢献している「酪農王国オラッチェ」への影響も懸念されます。これは、丹那地区のみならず、函南町全体の経済に深刻な打撃になるものと思います。

2.景観被害による町衰退の恐れ

函南町のダイヤランド区は、日本有数の定住型別荘地として移住者に人気があります。町の税収増や地域経済にも好影響をもたらしています。しかし、このメガソーラー建設により眺望が悪化すれば、移住者の人口は減少し、不動産価格も下落、町の減収に加え地元経済にも悪影響が及ぶことが予想されます。函南町の発展に寄与する観光資源を自ら棄損するだけでなく、函南町の衰退に繋がる恐れがあるのではないでしょうか。


上記理由より、函南町の豊かな自然と、町民の命と財産を守るため計画に反対します。

活動報告

2019.6.18
国会議員会館にて、国会議員と経産省資源エネルギー庁幹部の方に相談
2019.6.23
メガソーラーを考える集会を開催 参加者160名以上
2019.6.26
函南町役場にて仁科町長、佐野副町長と面談
2019.7.03
2000筆以上の静岡県知事宛の署名をもって県庁を訪れ副知事に陳情
2019.7.14
メガソーラーを考える集会を開催参加者180名以上
2019.7.31
軽井沢区はメガソーラー建設に関する請願書を函南町議会に提出
2019.8.01
軽井沢メガソーラー反対の署名6259人分を町に陳情

掲載メディア

2019.6.24  伊豆日日新聞
2019.7.04  伊豆日日新聞
2019.7.04  朝日新聞デジタル
2019.7.05  静岡朝日TV「とびっきり! しずおか」
2019.7.11  NHKニュース「おはよう静岡」
2019.7.14  Daiichi-TV「FRONT zero」
2019.7.20  伊豆日日新聞
2019.7.30  伊豆日日新聞
2019.8.01  伊豆日日新聞
2019.8.07  静岡新聞